応用展開例|精密機器製造業B社様 | シーネット中国(上海・北京)

応用展開例
自動車関連部品製造業B社様

入出庫管理の徹底でさらなる品質管理を追及し顧客満足を向上

自動車関連部品製造を主力とする3事業をグローバルに展開する企業グループの中で中国国内向け製品の製造・販売を担う中国法人、自動車関連部品製造業B社様では、サプライチェーン管理の側面からも徹底した品質の追求をしています。その実現を加速したのはシーネットのci.Himalayas/GLOBAL。それまで悩みの種だった中国国内の外部倉庫にまで管理のネットワークを張り巡らせることで、一段の品質管理向上とロス低減を達成することができました。今後はクラウドならではのメリットを生かし、営業本部・工場・各センター・物流企業・販売企業、そして顧客に横串を通すシームレスな在庫管理システムを構築することで、さらなるサービス品質の向上を図る意向です。

生産品を外部倉庫で保管、
先入れ先出しルールの徹底が課題

B社様では、自社工場で生産した製品の保管・出荷を複数の現地倉庫企業にアウトソーシングしていました。
同社の製品についての基本ルールである先入れ・先出しは必須要件でしたが、委託先の倉庫では各企業がマニュアルで在庫管理を行っており統一されておらず、同社への報告は入荷数・出荷数のみで製造年月日に基づく出荷手順が曖昧になっていました。
客先へ出荷した製品の製造年月日が逆転してしまい製品の管理体制について信用度を下げる事案も発生していたため、外部倉庫の在庫管理徹底が求められていました。
同社工場にはERPシステムと生産管理システムがありましたが、グローバル規模で稼働している同社のシステムを修正するとなると、莫大な費用がかかるため、よいソリューションはないかと検討していたところ、シーネットのWMSが予算と導入スケジュール、そして何より効果の面から最適であると判断されました。
スタート時点では同社工場に標準版のWMSパッケージを導入し、帳票類を微調整することで実務での有効性を検証、この段階では発注してから約1ヵ月というスピード立ち上げを行いました。

入出荷管理の徹底で顧客満足向上、
クラウド化を検討中

従来工場では毎日の入出庫状況を本部に報告するため、エクセルで設定した書式に手入力を行っていましたが、WMS導入後はシステムからのダウンロードで報告できるようになりました。
また、入庫からパレット毎に管理を行うことで先入れ・先出しのルールを徹底することができ、顧客満足の向上も図れました。
現在、工場でのWMS導入から1年を経て安定稼働していますが、これを外部委託倉庫へも展開し一元管理できる体制とする計画を推進中です。
導入初年度には既に数か所のセンターを立ち上げましたが、次年度以降も順次新センターを立ち上げる予定です。
現在、本部から集計分析データや過去実績のトレースデータ、出荷時顧客に告知メールを送信する機能などのカスタマイズを行い、工場側本社と各センター、物流企業、販売企業、そして顧客企業を貫くシステムでサービス品質の向上を図っています。
昨年12月からはハンディターミナルによる製品ごとのシリアル管理もスタート、今後全センターにwifiネットワークを設置して全ての倉庫管理自動化体制構築を推進される意向です。






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