応用展開例|輸出入フォワーダD社様 | シーネット中国(上海・北京)

応用展開例
自動車関連部品物流業E社様

リアルタイムに入出庫管理実績を集約、月末の請求処理も即計算可能に

自動車関連部品物流業E社様は日本の大手自動車メーカーのグループ商事会社が出資して中国常熟市に設立された物流会社です。従来はグループ商事会社と連携した倉庫管理システムを運用していたのですが、E社様では中国国内での物流が多く、またシステムの中国語表示や、使用期限管理の仕組みがなかったため、実際の現場運用に活用するには難しい部分がありました。
そのため、E社様では数社荷主の製品についてそれぞれ別々にエクセルで入出庫管理を行い、顧客別に請求方法も異なるため、請求業務だけで月末に数日かかっていました。

シーネットを選んだ理由

そこでE社様では、独自でIT資産を持たずに利用できるパッケージソフトを探していたところ、シーネットのクラウド型多言語版倉庫管理システム ci.Himalayas/GLOBAL に可用性を感じ、具体的な検討に入りました。
日本語版と同じ機能を中国語表示で運用できることはもとより、標準版の機能が充実しているため、実際の業務に必要なカスタマイズも最小限にでき、導入にかかる時間・工数を大幅に削減できることも大きなポイントでした。

導入効果

汎用的に使用できる拡張在庫項目の追加や、荷主ごとの表示項目への対応、また入出庫の際の荷姿の区分への対応などのカスタマイズを追加して、稼動を開始しました。
稼動後は2箇所の倉庫で無線のハンディターミナルを使用した入出庫管理により、リアルタイムで作業実績をシステムに集約できるため、顧客への入出庫報告業務を素早く、また正確に行うことができるようになりました。月末請求業務はシステムからのデータ出力によって手集計の手間がかからなくなり、即計算できるようになりました。

将来の展望

現在では日本への輸出データの連携カスタマイズも追加し、荷主でもリアルタイムで輸出入業務の進捗を参照できるようになりました。
E社様では、今後も業務の効率化に役立つカスタマイズを効率よく行うことで業務の時短・省力化・標準化をさらに進めていく意向です。






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