応用展開例|輸出入フォワーダD社様 | シーネット中国(上海・北京)

応用展開例
輸出入フォワーダD社様

WMS導入によりリアルタイムな入出庫確認を実現、荷主への報告も効率化

輸出入フォワーダD社様は国際貨物輸送事業を手がける日本の物流企業で、主に日本-中国・東南アジア間の輸送を手がけ、自社で輸送手段を所有せず、需要に応じて運送業者のサービスを利用して貨物輸送を展開されています。
日本全国でカー用品販売チェーンを展開する大手小売企業との新たな契約締結により、中国語現地でのリアルタイムな入出庫管理を行う必要がありました。
D社様の要件に合致する機能性と、複数荷主対応可能な拡張性により、シーネットのクラウド型多言語版倉庫管理システムci.Himalayas/GLOBALを導入され、現在では次の展開に向けたカスタマイズも検討されています。

製造→保管→輸出のモノの流れを全て手作業でエクセル管理

新たな荷主の荷物は中国国内のメーカーで製造後、一度港湾部の保税倉庫へ保管し、D社様で日本への輸出業務を行った後、船の便が確定したら、日本へ出荷となります。
それまでD社様では、一連の情報をすべて手作業でエクセルに入力して入出庫管理を行なっていました。手作業による登録ミスのリスクもあり、また、荷主との連絡にはメールを利用していたためリアルタイムでの状況確認はできない状態でした。
まとまった単品での取り引きが多く、毎月数枚の伝票しかありませんでしたが、新荷主との取り引きではより詳細な入出庫管理が求められたため、WMSの導入を決めました。

WMSの導入により効率的に荷主企業とのリアルタイムな情報共有を実現

物流外部委託3PL倉庫には自社のWMSがあり、D社様は荷主企業からメールにて受領した入出庫指示を、そのシステムに登録していました。
2018年6月よりノンカスタマイズの標準版WMS導入をスタート。今までは入出庫の情報をメールでお客様へ送っていましたが、WMS導入により、荷主様がリアルタイムで入出庫データを確認することができるようになりました。
中国側でシステムに入庫データを登録すると、日本側の荷主は即時入庫状況を確認でき、また登録ミスなどもその場で発見できます。
例えば、出荷先の登録ミスにより全く違う輸送先に誤出荷されてしまうといった大きなトラブルを未然に防ぐことができるようになりました。
生産側からの出荷の頻度もリアルタイムで確認できるようになり【在庫の見える化】を実現、外部倉庫で大量に保管部品を持つこともなくなりました。
従来D社様の倉庫管理担当者が毎日行なっていたお客様への受け払い報告作業も省略することができました。
何よりシステム登録を行うことで、登録ミスが発生した際に取り込んだ入荷データの正否を確認することができるため、フォワーダ側と荷主側の責任の切り分けが明確にできるようになりました。






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