応用展開例|精密機器製造業A社様 | シーネット中国(上海・北京)

応用展開例
精密機器製造業A社様

WMSで適正在庫を追求、生産性管理にも活用

精密機械製造業A社様は、沿海部から内陸部へと経済的な発展を続ける巨大市場中国において物品の製造に不可欠な計測器を供給する日系メーカーの中国戦略の橋頭堡として設立された生産拠点です。
より高品質でより低コスト、そしてより短納期な供給体制を築くため、生産改革の一貫としてシーネットの在庫管理システムci.Himalayas/GLOBALを中国語で導入されました。
在庫管理の適正化はもとより、導入後は生産工程での作業内容や作業者のIDもバーコード化し、【工数】という製造拠点にとっての貴重な資産を無駄なく有効に活用し、生産性を高めるためのツールとして活用されています。

リアルタイムに在庫を「見える化」
クラウド型で拠点間でも情報共有

A社様では、以前は生産工程で必要なパーツの出庫データをプリントした上で全て手作業で払い出し、リストへの消し込みを実施していました。精密機器のパーツで膨大な件数を管理していたため、倉庫内でパーツを探し出すのも困難な状況で、棚卸時期になってはじめて長期滞留在庫や不良在庫が発掘されることもしばしばでした。
精密機器の製造現場ならではの課題である作業効率や作業精度のアップによる生産性の改善とグローバル企業ならではの課題であるリアルタイムな在庫の見える化を推進するためシーネットではHHT(ハンディターミナル)を組み込んだWMS在庫管理システムのソリューションをご提案しました。
同社としては初のクラウド型システム導入となるため、日本のデータセンターで試験運用後中国北京のデータセンターに移行、短期間で現場のオペレーションシステムを確立しました。

作業内容・作業者・作業時間をデータ化
原価情報もリアルタイムに収集可能に

HHTの導入によってパーツリストの消し込みが不要となり、確認時間を短縮しつつ作業精度も向し、在庫データと実在庫との乖離も解消しました。
また、中国側と日本側のシステムをシームレスに連携させることにより「在庫の見える化」を実現できたため、長期滞留在庫や不良在庫の問題も解決しました。
さらに、作業内容や作業者、作業時間などもバーコード化して業状態を逐次読み込みラインの工数管理に活用し、人件費などの原価もシステムに取り込んでKPIのリアルタイムな「見える化」を実現できました。
何より、日本の在庫管理システムを現地言語で運用できる体制を構築できたため、作業員教育を通じ製造部門としての品質管理や企業としての【ものづくり】に対するコア・コンピタンスも共有することができました。
JAPAN QUALITYの理解促進もサポートすることができたのです。






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